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大河ドラマ「花燃ゆ」 第17回「松蔭、最期の言葉」 あらすじ・感想

 打ち切り論も出て、崖っぷちに立たされた感もある「花燃ゆ」。今回は、5時30分から高橋英樹さんが解説を務める番宣番組もありました。
 番宣番組では、井伊大老役の高橋英樹さんが井伊大老側の立場に立って情勢を解説。かなり見ごたえがありました。開国派・攘夷派の対立の構図や当時の世界情勢もよくわかり、おススメです。さて、肝心の本編はどうだったのか?

 幕府の取り調べに対し、松陰は自分には死刑に値する罪があると告白します。
 松陰は間部老中を死を覚悟してお諫めするつもりだった等と説明します。しかし、このドラマでは松陰たちは遠隔操作爆弾で老中暗殺を計画したという設定ですので、爆殺でどうやって諌めるのかと小一時間...
 老中暗殺計画を暴露したことで、松陰は井伊大老と直接話をする機会を得ます。
 高橋英樹さんが番宣番組で言いたかったのは、井伊直弼の正義、松陰の正義、それぞれに正義があったということだと思います。まさにその通りで、それぞれの義が対立していくところに幕末のドラマの醍醐味があるはずです。
 
 今回は、高橋大老、伊勢谷松陰の二人の名演技で、それぞれの義の対立が見えてきたように見えますが、よくよくセリフを聞いてみると、
 高橋「大乱を起こそうとするテロリストめ!」
 伊勢谷「徳のない政治が悪い!」と
 単に話がかみ合っていないだけでしたので、高橋・伊勢谷の対決の場面が短すぎたのが残念です。
 もう少し対決の場面に時間があれば、
 高橋「大乱を起こそうとするテロリストめ!」
 伊勢谷「幕府が草莽の意見に耳を傾けないので、過激な行動をとるしかないのです!」
 高橋「国のかじ取りを任せるまで、民は成熟しておらん」
 伊勢谷「民を信頼せず、説得することなく権力で政府の意見を押し付けるのは徳のない政治です」
 といった会話になるはずだと思いますが...
 この辺りのやり取りは、富野由悠季にセリフを書かせたら、超燃える展開になっていたと思います。

 それもこれも、話の流れを折ろうが何しようが、文と小田村を無理やりにでも登場させないといけないなんてルールがあるためでしょう...
 この二人さえ出てこなければ、井伊と松陰の対決に時間をさけて、もっと見ごたえのある場面になったはずです...
 小田村は政治犯の松陰に牢内で面会していますが(しかも土足)、いくら賄賂を積んだらこんなことが可能になるのでしょうか?非現実的な場面に激しく興醒めです...

 視聴率は、大河ドラマとしては低いながらも12.6%まで回復しました。大河ドラマの存続、ひいては日本の時代劇の伝統のための、高橋英樹さんの熱意というものを強く感じます。
 伊勢谷さん、高橋さんも、ひどい脚本にも関わらず、これだけの場面に仕上げられるというのはさすがに名優としか言いようがありません。今回で伊勢谷さんは退場されますが、高橋さんには桜田門外の変という井伊大老最大の見せ場が残っています。史実は無視して、桃太郎侍にチェンジして水戸浪士を10人ほど返り討ちにしてやって欲しいです!
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うふふふ

こんばんは。いつもお世話になっております。
ドラマを見るよりこちらを拝見する方が楽しいですねー。富野さん話に拍手です。池田さんももう、大佐の声で。

Re: うふふふ

コメントありがとうございます。

「花燃ゆ」は主人公・小田村夫妻?が出てこないと、ソコソコ面白いです。
主人公夫妻?を出さず、歴史的な背景の説明を加えて編集すれば、視聴率も回復すると思うのですが...
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kurokanproject

Author:kurokanproject
NHK大河ドラマ軍師官兵衛の主人公黒田官兵衛を紹介するマンガを描いています。
織田信長や羽柴秀吉といった歴史上の大人物、黒田官兵衛、小寺政職、赤松政秀、別所重宗といった播磨の武将達や、浦上宗景、宇喜多直家、荒木村重、松永弾正といった一癖も二癖もある連中が活躍します。

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ぜひ、第0話から読んでみてください(*^_^*)

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