スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大河ドラマ「真田丸」 第7回「奪回」 あらすじ・感想

 視聴率が微妙に下がり気味の「真田丸」。薫、松、きりの三戦犯の一人、松は前回で一時的にフェードアウトしてくれましたが、今回は、きりの鬱陶しさが全開でした...それでは、あらすじ。

 本能寺の変のどさくさに、関東の雄、北条氏は、落ち目の滝川一益を攻め、神流川の戦いで破ります。神流川の戦いは一瞬で終わります。
 真田昌幸は、そのどさくさに旧領の沼田・岩櫃城を奪還しますが、懐の深い滝川一益は、自身の本拠地の伊勢への帰還にあたって沼田を真田に返すつもりであることが判明。昌幸は無駄に悪だくみをしていたことになります。
 ※本能寺の変以後の周辺の各勢力の動向は、史実とかなり変えられています。

 真田昌幸は上杉に信州攻めをけしかけますが、義に厚い上杉景勝は消極的な姿勢を見せます(もちろん、作り話です)。
 謀略家の真田昌幸は、北条にも通じ、漁夫の利を得ようと画策しますが、現代人から見ると単に下種な妄想をしているおっさんにしか見えないかもしれません。個人的には面白いと思うのですが、謀略を許容できるかどうかが、真田丸を受け入れられるかどうかの一つのポイントかもしれません。
 まぁ、実際の戦国時代は、非常にえげつないことをやっていますので、このドラマの真田昌幸でも、細川晴元さんあたりの陰謀家と比べれば、ずっと誠実かつクリーンです(^^♪

 このドラマでは、真田昌幸が天正壬午の乱を引き起こそうとしているという設定のようですが、各勢力の旧武田領への侵攻が史実よりもずっと遅かったりしたのは、昌幸を引き鉄にするためだったということが判明します。

 滝川一益の下に人質に出された、ゴッドマザーの「とり」を救出すべく、影の薄い主人公の真田信繁は、滝川の城に忍び込みこみますが、とりに付き添っていた「きり」が忘れ物を取りに帰ると言い出して、滝川方に発見されてしまいます。
 滝川にとらえられた信繁は、とり達とともに、滝川勢が木曽義昌の領地を通行する代償として、木曽義昌に引き渡されてしまいます。
 時代考証の人の話では、実際には信繁は滝川一益の下に、とりとともに人質に出されており、木曽に引き渡された可能性が高いということです。ということは、信繁は武田滅亡後は滝川一益の監視下にあり、信繁が安土に行ったとか、信繁のせいで松が行方不明になったというのは作り話ということになります。
 それだったら、無理に信繁に安土行きをさせるより、当時は滝川配下で小説・マンガ・パチンコで人気者の前田慶次と信繁と絡めるといった展開をやった方がよかったと思います。

 非常にうざい「きり」は、信繁のせいで松が行方不明になったと責めますが、松が行方不明になったのは、他の人質も助けようとして逃げられなかったからで、どうみても松の自業自得だと思います。きりの言動は見ていて不快感しか感じられませんので、次回の視聴率も減るかもしれません(´・ω・`)

 不安に感じる人質の前に山賊の親玉にしか見えない木曽義昌が登場。肖像画とそっくりな俳優さんに驚愕です。肖像画だと髭は生えていないけど、あの顔に大爆笑です。
 ⇒木曽義昌の顔

 木曽義昌は、人質の前で、「俺が信濃を統一する!」「信州の材木王に、俺はなる!」等とアジりますが、とりに信玄公の前で小便を漏らしたことをばらされた上、裏切者扱いされ平身低頭。真田が言うなよと言いたいですが、とりの迫力に押されてしまいます。
 木曽義昌は、この話の直前に、森長可にひどい目にあわされていますので(⇒木曽義昌公の受難)、織田を裏切っても仕方がないと思いますが、とりに言いくるめられ、信繁ときりを解放することになります。
 自由になったきりは、さらにヒートアップ。言いたい放題で下がり気味の視聴率をさらに落とそうと画策します。

 木曽氏転封後の領地の千葉県旭市では、木曽義昌を顕彰するため、木曽義昌公史跡公園まで作られているほど慕われているようですが、あの扱いでは旭市民は激怒しないのでしょうか(-_-;)
 大勢力に挟まれた小勢力の悲哀を描くには、木曽義昌をしっかり描いて真田と対比させ、本能寺の変で運命に翻弄された人を描くには、やりたい放題の森長可と誠実な滝川一益を対比させた方がよかったと思います。松の行方不明は、伝聞でも十分だったと思うので、きりと松のエピソードを省けば、描写をする時間ができたと思うのですが...

 何だかんだいっても、真田丸は、去年の花燃ゆより、はるかに面白いので、うまく修正して、視聴率も挽回してほしいですね。 
スポンサーサイト

大河ドラマ「真田丸」 第5回「窮地」 あらすじ・感想

 視聴率がやや下がり、NHK会長からも↓なことを言われてしまった真田丸。
 『真田丸』脚本を「つまらない」と一刀両断! アノ大物の“三谷節”批判で、現場大混乱!?
 
 コントが寒いこと以外は、出来が良いのに残念です。それでは、あらすじ。

 天正10年6月2日早朝、織田信長は本能寺で明智光秀に討たれます。
 6月2日午前中ころ、安土にいた真田信繁は,旅人から京で異変が起こったことを聞かされ,京へ偵察に向かいます。
 京都と安土は30キロくらい離れていますので、最初の一報は、火事を見た旅人の話から「何か異変が起こった」という程度の話が伝えられたというのが実情でしょう。

 同じころ、堺にいた徳川家康と穴山梅雪の下へ、本能寺の変が伝わります。徳川家康は、動揺しますが、伊賀越えのルートで三河へと逃走を図ることを決意します。茶屋四郎次郎と長谷川秀一はモブのようです。このとき信長の姪の少女が家康一行に同行していたとも伝えられますが(ウソ)、今作では登場しません。
 同行していた穴山梅雪は別行動を取り、一揆勢に殺害されたと伝えられています。最後まで同行した信長家臣の長谷川秀一は命拾いします。

 6月2日午後、京に入った(安土と京は、早馬でも2,3時間はかかると思われます)信繁は、本能寺で織田信長が討たれたことを知ります。なお、近江の西部は明智光秀の領地ですが、何事もなく通行できるようです。
 6月2日、織田信長に忠誠を誓う山岡景隆が、明智軍の行動を妨害するため、瀬田の大橋を焼いております。このため、明智軍は迅速な行動を妨害され、安土に入るのがかなり遅れます。

 6月3日、信州の真田昌幸の下へ、信繁からの織田信長が討たれたとの一報が届きます。
 まずは昌幸に一報を伝えたのはナイスですが、こんなに早く信州に連絡が届くのは、携帯電話か何かをつかっていたからでしょうか(^^)/
 同じ頃、明智光秀の使者も真田昌幸に本能寺の変を伝え、助力を乞いますが、真田昌幸に軟禁されてしまいます。
 真田昌幸は、信濃の国人衆に上杉について信濃から織田勢力を追い出そうとアジりますが、一蹴されてしまいます。

 6月3日か4日に、上杉景勝の下へ真田の使者が訪れ、助力を願いますが、織田の猛攻の前に滅亡の危機に瀕している上杉に断られてしまいます。上杉の力を借りて勢力拡大を図ろうとした真田昌幸の目論見は泡と消えてしまいます。
 6月3日に上杉方の魚津城が落城しておりますが、その直後くらいの時点になろうかと思います。
 なお、羽柴秀吉が本能寺の変を知ったのは、6月3日の深夜か4日未明とされておりますので、真田昌幸は秀吉や黒田官兵衛より先に本能寺の変を知ったことになります(-_-;)
 6月4日、家康一行は伊勢の港まで二里のところまできます。なぜか、明智の兵が家康一行を待ち受けていることになっております(-_-;)明智の直属軍がここまで展開しているとは考えられないので、明智の要請を受けた勢力だと解釈しましょう。
 6月4日中に家康は三河に到着し、人生最大の危機の一つを脱します。

 同日、真田昌幸は織田重臣の滝川一益と面会。まだ本能寺の変を知らない滝川一益は、湯治でもしたいとか戦のおきぬ世が近い等とのほほんとしたことを言います(滝川一益が知ったのは6月7日か9日)。
 6月4日か5日、安土へと向かう明智光秀の軍勢を追い越した真田信繁は、馬で安土に入り,姉の松と人質の女性を連れて、安土脱出を決意します。
 この間、信繁は京で情報収集でもしていたのでしょうか。松は放置状態にされています(^^♪ 
 6月5日、山岡らの妨害に悩まされた明智軍が、ようやく安土城に入ります。信繁と松は、多数の人質をつれて、秘密の抜け道から命からがら安土城を脱出します。安土城は築10年の比較的新しい物件ですが、抜け道が年代物のように苔むして、タヌキの遊び場になっているのは謎です。

 細かい点をよく見れば、時系列がおかしい(特に真田昌幸&信濃国人が本能寺の変を知った時期)のですが、それを感じさせない矢継ぎ早の展開で、45分があっという間に過ぎます。
 ただ、あの出来の悪いコントを受け入れない人もかなりいるだろうなとも感じさせられます。舞台や映画は、三谷ファンしか来ませんが、テレビは三谷テイストが合わない人もみるので...
 今回も真田昌幸の妻の「信長が死んで、織田の人質の松が人質を解放されるので良かった」という斜め上のセリフにドン引きです。

 私も、早めに路線修正した方が良いと思いますが、トップが現場に口を出して上手くいった事例が少ないですし、籾井会長一押しの昨年の某大河ドラマの大失敗がありますので...下手に三谷テイストを薄めると三谷ファンが離れる結果になるかも(-_-;)
プロフィール

kurokanproject

Author:kurokanproject
NHK大河ドラマ軍師官兵衛の主人公黒田官兵衛を紹介するマンガを描いています。
織田信長や羽柴秀吉といった歴史上の大人物、黒田官兵衛、小寺政職、赤松政秀、別所重宗といった播磨の武将達や、浦上宗景、宇喜多直家、荒木村重、松永弾正といった一癖も二癖もある連中が活躍します。

↑ポチッとして頂けると励みになります。
ぜひ、第0話から読んでみてください(*^_^*)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。