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第362話 小牧長久手の戦い㉜

戦え!官兵衛くん 第362話
 蟹江城の戦いでも敗北してしまった秀吉は、家康との直接対決を諦め、信雄領攻略を強化します。
 織田信雄は、防衛ラインを尾張と伊勢北東の一部のみにとどめていたため、領国の内、伊勢の大半と伊賀が手薄となります。
 伊勢攻略にあたって、「民家を壊しても直進行軍。行軍を乱したら死刑!」のリアル男塾、蒲生氏郷と量産型蒲生達の悪逆ぶりが現在でも伝えられています。

 領国の多くを占領され、領民・家臣の支持を失いつつあった信雄に、秀吉は調略の手を伸ばします。伊勢北半分の返還をエサに和睦を持ち掛けられた信雄は、これに乗ってしまうことになります...
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今日のマッサン

 今日のマッサンは、せっかく売り出したウィスキーが煙臭くて売れないため、鴨井社長からマッサンに「煙臭くない飲みやすい、日本人向けのウィスキーを作れ!」という指示が出され、マッサンのテンションも急降下というストーリーでした...が...

 鴨井社長の目指すウィスキーって、ピート(泥炭)で燻していないため煙臭くないブラックニッカクリアブレンドのことでしょうか(^_^;)
 ニッカのドル箱、ブラックニッカクリアブレンドは、ピート(泥炭)で燻していない原酒を使った、煙臭くない、クリアな飲み心地のウィスキーだそうです。
 マッサンのモデルの人の会社も煙臭くないウィスキーを作って儲けていますので、この勝負、鴨井社長の圧勝!!!ブラックニッカクリアブレンドのHP

大河ドラマ「軍師官兵衛」 第50回 「乱世ここに終わる」 あらすじ・感想

 最終回が選挙で一週間飛んだ軍師官兵衛。1年のドラマも今回で終わりです。
 それでは,あらすじ。

 天下を平定すべく,踏ん反り返った態度の黒田官兵衛(如水)率いる黒田軍は九州で快進撃を続けます。あくまでも,官兵衛の独自行動という設定ですので,出てくると辻褄の合わなくなる加藤清正や細川軍は登場しません。
 ドラマの官兵衛の妄想では,東軍が長期戦の後,西軍に勝利した場合,九州・中国地方を平定した黒田軍が家康と戦うことになるはずですが,秀吉子飼いの加藤清正が官兵衛に従うとは考えにくいでしょう(^^)/
 
 一方,関ヶ原では黒田長政が調略した小早川秀秋の寝返りにより,一日で東軍が勝利してしまいます。長政の活躍の場面も描かれていますが,長政と一緒に戦っているはずの竹中半兵衛(松寿丸改め長政の命の恩人)の息子の竹中重門は出てきません。幼少,長政が関ヶ原の近くで半兵衛にかくまわれていたこと等はスルーされます。長政は相変わらず前線で戦っていますが,父官兵衛に猪武者と叱責されたことは忘却されているようです。
 関ヶ原の戦いは,今までのショボイ合戦シーンと違い,小早川陣への砲撃等,少し迫力があります。清盛以降の低視聴率とワールドカップの放送権料のせい?で減らされた予算は,最終回に回されていたのでしょうか。

 関ヶ原の合戦の数日後,呆然とする善助から,東軍勝利の報を聞き,物に八つ当たりして荒れる官兵衛。高齢になったせいか,終盤でキャラが変わっています...
 東軍・西軍の争いが長引けば,官兵衛は自分が天下を取れたと妄想しているのかもしれませんが,東軍と西軍の争いを長引かせようと策略を練ったような形跡は全くないようです。
 官兵衛は素直に天下取りの野望を捨てます。老軍師の妄想に付き合ってくれたみなさん,ありがとうございました。

 関ヶ原で勝利した家康は,大坂城に入り,淀君,豊臣秀頼と面会します。双方の駆け引きあふれる会話で,このシーンはなかなか良かったのですが,淀君役の二階堂ふみさんがもう少し悪女系の美人だったら...

 東軍に敗れた安国寺恵瓊,小西行長,石田三成の三人は捕縛され,さらし者にされます。長政が幼少の頃,姫路を訪問した恵瓊と遊んでいたシーンがありましたが,「坊やに殺されちゃうかも」という恵瓊の戯言は現実のシーンになります。かなり,ロングパスの伏線。
 長政は小西行長を飛ばしてw,三成と会話し,三成に羽織をかけてやります。その後,三人は市中引き回しの上処刑。

 領国に帰国した長政は父官兵衛と面会しますが,官兵衛は例の「家康に右手を取られたときに,お前の左手は何をしていたのか(なぜ左手で家康を刺さなかったのか)?」という左手の話をします。この間まで,天下の平和を熱く語っていた人物とは思えません。このドラマは主人公の描写が一貫していないというのが,最大の欠点です...
 「(どうみても作り話の)左手のエピソードが出てきたら,小和田が負けたと思ってください」と語っていた歴史考証の小和田先生,また,負けましたね...
 家康と官兵衛の長い会話の後,官兵衛に待望の男孫が誕生。幼名を萬徳と名付けられます。のちに萬徳は黒田忠之と名を改め,稀代のバカ殿に成長します。
 老いた如水は善助に赤格子兜を譲った後,家族に見守られながら死去します。

 時は流れ,大坂の陣が勃発。黒田家を出奔した後藤又兵衛は大坂城に入りますが,大坂夏の陣において,奮戦の末,戦死。又兵衛出奔の経緯が一切描かれていないので,歴史に詳しくない視聴者がとまどわないか心配です。
 史実では,又兵衛は長政と仲たがいして黒田家を出奔。細川家等に就職しようとした又兵衛を長政が妨害し,又兵衛は浪人となります。生活に困った又兵衛は故郷の姫路山田村に帰ります。才能はあるものの度量の狭い長政は,姫路の領主であった池田輝政公に又兵衛の引き渡しを求めますが,器の大きい池田輝政公は,「又兵衛が故郷に帰った以上,自分の領民である」として引き渡しを拒みます。小物感満載の長政が,池田輝政公にまで怒りを向けたため,又兵衛は輝政公に迷惑を掛けられないとして故郷を離れ,再び困窮することになります。困窮した又兵衛を豊臣家がスカウトし,次々回の大河ドラマ「真田丸」の主人公,真田幸村とともに徳川軍と戦う豊臣方の将となるという流れです。
 又兵衛は,同じく,小物長政と決裂して浪人した,かつての盟友で戦国最凶の男,水野勝成等が率いる徳川軍と道明寺で戦い,華々しい最後を遂げます。
 この辺りの胸熱の展開は,きっと「真田丸」で描かれるはずです!

 なお,又兵衛戦死のシーンで,又兵衛の陣羽織に名門播磨後藤家の家紋「下り藤」ではなく,黒田家の「巴藤」が描かれていました。ちなみに官兵衛の元主君の小寺家の紋は赤松氏の巴紋に藤を加えた「巴藤」紋です。藤紋は藤原氏出身を自称する播磨の武将が好んで使った紋です。
 本当のことを言うと,「官兵衛が有岡城幽閉中に獄中から見た藤の花に感動して,家紋を藤巴にした」というのは作り話というのが濃厚です(-_-;)
 嘘だとばれないようにするためか,小寺家の家紋はドラマに出てきていません。

 ラストのシーンで,光と長政が官兵衛を思い起こしながら庭を眺めますが,庭には官兵衛の象徴として水の流れとともに藤の花が使われていました(-_-;)

 久しぶりに一年間完走できた大河でした。役者さんの好演が光りましたが,本当に脚本と演出が残念でした。中国大返しの後,山崎の戦い以降をきちんと描いていたら,視聴率20%を超えていたかもしれません。
 次々回の「真田丸」に期待しています!

大河ドラマ「軍師官兵衛」 第49回 「如水最後の勝負」 あらすじ・感想

 いよいよ最終回が目の前に迫った軍師官兵衛。今回も,残念な構成を除けば,見どころがソコソコありました。
 天下分け目の合戦が迫る中,家康方の黒田長政は,小早川秀秋,毛利家重臣の吉川広家等の調略に成功します。
 あせる三成は淀君に秀頼出陣を願い出ますが,却下されます。関ヶ原本戦の描写は家康のシナリオに三成が引っかかったという小説等でオーソドックスなパターンです。家康が余裕綽々に描かれていますので,徳川秀忠が遅れていることはスルーのようです。ただ,関ヶ原本戦に時間を取られすぎて,本題のはずの九州戦線があまり描かれないのは残念な気がします...
 九州で兵をあげた官兵衛は,西軍の勢力が強い豊後に侵攻します。手始めに高田城に籠る竹中半兵衛の従弟の竹中重利を下し,東軍に引き入れます。大河ドラマでは,官兵衛が天下を狙ったという設定ですので,加藤清正や細川忠興の重臣の松井康之等と連携していたことはスルーのようです。実際には竹中重利ともつるんでいたと思いますが,ドラマでは武力で制圧したようになっています。
 いよいよ,最後の敵,大友吉統が登場。官兵衛が今まで戦ってきた敵の中でも,戦闘力・知力とも最弱クラスの武将です。大河ドラマ史上最弱のラスボスです!
 大友吉統は,徳川方につくべきという家臣の諫言にも耳を貸さず,豊後に上陸します。大友が朝鮮で敵前逃亡したため改易されたことを官兵衛主従は笑い物にしていましたが,大友が敵前逃亡したというのは,小西行長が明の大軍に追われて黒田長政が保護した際の出来事です。ドラマの中で少しでも大友のことに触れていれば,話がつながったのでしょうが,構成が残念です。
 どこかで見たような関ヶ原本戦は感想では飛ばして,石垣原の戦いに入ります。官兵衛軍は大友軍の伏兵攻撃により大打撃を受け,序盤は敗北気味になってしまうはずですが,時間がないのか,次のシーンで官兵衛軍が反撃し,大友軍は逆に押され気味になってしまいます。
 戦いの最中,大友旧臣の吉弘統幸と官兵衛の家老井上九郎右衛門が一騎打ちし,井上が勝利します。戦いの前後,吉弘統幸と黒田家の関係が語られますが,前もって吉弘統幸を黒田配下の武将として登場させておくとか,ドラマの中で少しでも触れられていたらと...
 敗北した大友吉統は,剃髪して官兵衛に降伏します。官兵衛と太兵衛,九郎右衛門,善助等は,平伏する大友吉統に言葉一つ掛けるでもなく次の戦いへと移ります。が...母里太兵衛さん,大友吉統は貴方の義理の兄さんじゃないですか...ちょっと薄情すぎます... 九州に飛ばされた中川家とも色々あるのですが,時間がないのかスルーされます。あれだけ中川清秀さんを悪者にしていたのに...

 俺たちの戦いはこれからだ!というところで,次回は選挙を挟んで,いよいよ最終回「「乱世ここに終わる」となります。消化試合の予感!
 30話後半~秀吉が死ぬまでのグダグダ展開を減らして,もう一話か二話でも,最後の戦いに充てていれば...

第361話 小牧長久手の戦い㉛

戦え!官兵衛くん 第361話
 戦力の不利を補うため、前田利家は領民に佐々軍の情報収集を依頼します。
 高松村の桜井三郎左衛門は、前田軍を迎え撃つため陣を張っていた佐々軍を迂回する間道を伝えます。
 海沿いの間道を通って、前田軍は佐々軍の背後に回り、奇襲をかけ、見事、末森城救援に成功します!

 大勝した利家は、桜井三郎左衛門に褒美として、高松村の地租免除の特権を与えます。
 これ以後、税金が安くなった高松村は繁栄していったそうです。
プロフィール

kurokanproject

Author:kurokanproject
NHK大河ドラマ軍師官兵衛の主人公黒田官兵衛を紹介するマンガを描いています。
織田信長や羽柴秀吉といった歴史上の大人物、黒田官兵衛、小寺政職、赤松政秀、別所重宗といった播磨の武将達や、浦上宗景、宇喜多直家、荒木村重、松永弾正といった一癖も二癖もある連中が活躍します。

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ぜひ、第0話から読んでみてください(*^_^*)

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