スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第357話 小牧長久手の戦い㉗

戦え!官兵衛くん 第357話
 羽柴秀吉方の滝川一益の調略で、織田信雄の蟹江城は開城します。滝川・九鬼勢は周辺の支城も開城させますが、大野城主山口重政は調略を拒否し、抵抗します。
 大野城は陥落寸前となりますが、救援にかけつけた信雄・家康軍に滝川・九鬼勢は撃退され、滝川軍は蟹江城、九鬼軍は下市場城に籠城を余儀なくされます。

 今年の春に名優蟹江敬三さんが亡くなられました。最近では、あまちゃんの祖父役で評判となりましたが、Gメン75の凶悪殺人鬼望月源治とか、ウルトラマンレオの円盤生物の人間体とか、葵徳川三代の福島正則とか、犯罪者を演じたらピカイチの役者さんでした。軍師官兵衛の福島正則役の役者さんはインパクトが弱めですので(顔が思い浮かばない)、日本号の呑み取りの場面では頑張って 欲しいです。
 
スポンサーサイト

大河ドラマ「軍師官兵衛」 第43回 「如水誕生」 あらすじ・感想

 史実と違う設定にしてしまったため、最近の展開に違和感を感じてしまう軍師官兵衛。高度な想像力で違和感を乗り越えられれば、今回も面白かったです!

 官兵衛は石田三成の罠に嵌められ、無断帰国の罪を問われます(実際は官兵衛が無断帰国したので、三成は冤罪)。
 小早川隆景か誰かにきちんと「三成から秀吉への報告の同行を求められたので帰国する」と連絡しておけば、三成の罠に嵌められることもなかったのでしょうが、軍事は天才でもデスクワークの才能を欠くのか、官兵衛は最低限の連絡すら怠ってしまいます。官兵衛は、ここまでアホだったのかと疑問を感じるかもしれませんが、突っ込んだら負けです。おおらかな気持ちで楽しみましょう。

 秀吉から蟄居を命じられた官兵衛は出家し、名を如水円清と改めます。キリシタン信仰がどうなったのかは、ドラマ上、全く不明。

 切腹の危険に直面した官兵衛は、光やおねの働きで茶々(茶々役の女優さんがもっと美人であれば...)からの嘆願書の取り付けにも成功。何とか命拾いします。
 官兵衛は、おねの頼みで、秀頼誕生で立場が無くなった関白豊臣秀次の人生相談を引き受けます(本当に官兵衛がやったのかは?)。秀次の娘を秀頼と婚約させろとか、官兵衛のアドバイスは、少しヨワヨワ。どうせ作り話なんだから、ここは大胆に「関白を辞任して、秀頼に譲れ」とか、「秀次も含めた大老制を敷いて、秀頼をサポートする体制を作れ」くらいの提案をして欲しかったです。
 官兵衛のアドバイスもむなしく、秀次は次回処刑されることになりそうです。

 朝鮮での戦い(文禄の役)も終了、官兵衛達は、久方ぶりの団欒の時を迎えます。家老になったのに未だに妻を侍女として奉公させている善助が「殿を天下人に!」と気勢を上げます。密偵に聞かれていないか心配です。

 しかし、後に官兵衛が画策した欺罔外交(もちろん冤罪です)が発覚。明皇帝と秀吉を騙して、日本軍と明軍の現場が勝手に嘘の内容の和睦を結んだことが露見します。「明が降伏する」との内容で和睦した秀吉と「日本が降伏する」との内容で和睦した明皇帝は激怒!欺罔外交が露見し、明の交渉担当者の沈惟敬は処刑されることになります。小西行長(と欺罔外交を考え付いた官兵衛)も処刑されるべきだと思いますが、石田三成も関与していたのか、小西の処分はウヤムヤになってしまいます。

 秀吉は「和睦」に違反した朝鮮を制裁(朝鮮は属国なので和睦交渉に関与していませんが...)すべく、再度の出兵(慶長の役)を行うことになります。
 無駄な戦は止めろとか言いながら、新たな戦いを巻き起こしてしまう官兵衛!東アジアの疫病神に大出世です(もちろん冤罪です)...子役さんが可愛らしい二男熊之助も朝鮮への途上、遭難死してしまいますが、全ては官兵衛の責任です(;_;)
 それより、NHKは、日本外交史上最大級の汚点である日本と明の欺罔外交を戦争を終わらせるための美談だと勘違いしているのでしょうか...
 

朝ドラ「マッサン」に一言

戦え!官兵衛くん 酒豪伝説
 NHK秋の朝ドラ「マッサン」は、かなり面白いですね。ニッカの創業者竹鶴政孝さんと夫人のリタさんをモデルにした「実話をもとにしたフィクション」ということですが、実話を元ネタにしているだけ、ちょっと気になる点があります。
 酒飲みのイメージする竹鶴さんは、冬山に籠っての熊狩りが趣味で、獲物の熊の毛皮の上で囲碁を打つのが好きだったとか、かなり豪快な人物なのですが、玉山鉄二さん演じる亀山政春くんはちょっと雰囲気が違うような(^_^;)
 一説には竹鶴政孝さんの生涯の飲酒量は日本一とも言われ、会社で水割りを飲みながら仕事をした後、家でウィスキー(ハイニッカ)1瓶を晩酌に飲んでいたそうです(ウィスキーのアルコール度数は、日本酒の約3倍、ビールの8倍から10倍です)。死後に竹鶴さんの遺体が解剖されましたが、肝臓には全く悪いところが無かったそうで、まさに酒豪です。

 もっとも、母里太兵衛や竹鶴さんが酒豪と言っても、酒に弱い日本人の中の話で、世界にももっと凄い人たちもいます。修羅の国ロシアでは、元大統領のボリス・エリツィンを筆頭に、バイオエタノールでも飲んでしまいかねない勢いの最強ランクの酒豪がごろごろしています!
 エリツィンさんは閲兵式で泥酔して指揮棒を振り回してご機嫌だったとか、エリツィン一行が一流ホテルのウォッカを飲み尽くし、やむなくホテルはウォッカの代わりにジンを出したとか、西側のマスコミにパーティーの席で酒を飲み過ぎだと批判されると「あんなものはウォーミングアップだ」と反論したとか数多くの伝説が残っています。  
 日本政府は、エリツィンさんに首脳会談をキャンセルされ、日本外交が軽視されているとかマスコミでも話題になりましたが、単にエリツインさんが飲み過ぎただけだったとの説も(^_^;)
 

第356話 小牧長久手の戦い㉖

戦え!官兵衛くん 第356話
 秀吉軍の攻勢を受けた織田信雄&徳川家康連合軍でしたが、家康の期待する北条氏の援軍は派遣されませんでした...
 その間に秀吉軍は、伊勢方面を中心に織田信雄領の攻略を進めていきます。

 一方、織田信長の元重臣で関東管領★の滝川一益(失業中)は、かつての仇敵だった秀吉の下で働くこととなります...
 滝川一益は、伊勢の九鬼嘉隆とともに、尾張南西部の攻略を開始します。
 九鬼氏は、志摩の水軍を率いていましたが、江戸時代になって海の無い摂津三田に移されます。仙石氏(出石)、脇坂氏(たつの)と並ぶ兵庫の豊臣系転勤ご当地大名です。
 三田のため池に船を浮かべて海戦の演習などもやっていたそうですが(´Д`)、明治維新の際のどさくさで大富豪となります。藩主一族とともに大金持ちになった藩主側近の子孫が、吉田茂の知恵袋として有名な白洲次郎です。藩の金を使って大儲けしたのは藩主と一部の側近だけのようですので、領内に重税を課した事もあり、地元の評判はあまりよろしくないようです(^_^;)

 戦国時代とは全く関係のない話は横に置いておいて、天正12年(1584年)6月16日、滝川一益と九鬼嘉隆は、城主不在の蟹江城を海から奇襲します!
 滝川さんは、かつて官兵衛が幽閉されていた伊丹有岡城を攻撃したり(⇒第208話)、城攻めに秀でた人だったのです(#^^#)
 
 ★元関東管領と書いて訂正。滝川一益は、織田信長に関東管領に任命されましたが、辞めたり、後任がいたりした形跡が無いので、この時点でも関東管領なのでは...

第355話 小牧長久手の戦い㉕

戦え!官兵衛くん 第355話
 羽柴秀吉と徳川家康・織田信雄連合軍の戦いは、越後の上杉、常陸の佐竹、中国の毛利、関東の北条、紀伊の雑賀・根来衆、四国の長宗我部を巻き込んで関東・北陸から四国まで大きく広がっていきます。この時期の秀吉VS家康・信雄の戦いを「小牧・長久手の戦い」と呼ぶのは適当でないような...

 越中(富山)の佐々成政は、家康・信雄に組し、個人的に仲の悪い前田利家と秀吉に対抗します。
 伊予に侵攻した毛利軍は、四国統一を目指す長宗我部元親の軍勢に敗北。官兵衛も長久手の敗戦後、尾張に召喚されたみたいです。ちなみに「織豊期主要人物居所集成」によりますと、この後も毛利軍は伊予への出兵を続けているようです。
 登場人物はこちらをどうぞ。...⇒長宗我部関係者  ⇒三好関係者その2

 だが、四国では三好軍の残存勢力の十河存保達が頑張っていました。他にも伊予では親毛利派が抵抗を続けていました。
 なお、今週号の漫画「センゴク」では十河存保さんが登場。引田の戦い(⇒第334話)で仙石秀久と共同作戦をとりますw
 
 四国での親秀吉派の抵抗により、秀吉と戦う絶好の機会だったにも関わらず、長宗我部元親は、本州を攻める機を逸することになります。もし、織田信長だったら、果敢に大坂に奇襲をかけたりしていると思いますが、北条氏といい、長宗我部氏といい、果断さに欠けるところが信長・秀吉との違いではないでしょうか?

大河ドラマ「軍師官兵衛」 第42回 「太閤の野望」 あらすじ・感想

 今回は、文禄の役がテーマとなります。具体的な戦いや明・朝鮮側の有名な登場人物は出てきませんが、昨今の情勢を考えますと、文禄・慶長の役を大河ドラマで取り上げただけでも、NHKはよくやったと言ってもいいかもしれません。具体的な戦いや明・朝鮮側の人物を出すと、いろんな処からクレームが来るという配慮があったのでしょうか。
 但し、相変わらず嘘とねつ造ばかりの脚本ですが...文禄・慶長の役は学校の日本史の授業でもあまり教えないみたいなので、誤った知識を持つ人が増えないか心配です...

 豊臣秀吉は明侵攻の先導を勤めるよう朝鮮に命じますが、朝鮮政府はこれを拒否したため、文禄元年(1592年)3月宇喜多秀家を総大将として明に侵攻すべく、肥前名護屋城から朝鮮半島への出撃を開始します。朝鮮侵攻は2回にわたってやっていますが、1回目を文禄の役と言います。
 宇喜多秀家は、陣内孝則さんが演じた宇喜多直家の息子です。何で、陣内の息子が若僧なのに総大将なの?と思われるかもしれませんが、直家の未亡人が秀吉の愛人(真偽不明)で、息子の直家は秀吉の養子となっていますので、強烈な縁故人事です。このドラマの脚本はその辺りの説明が下手です。
 また、茶々(もっと美人な女優さんだったら...)と石田三成が怪しい関係にあり、拾の父親かも?というような描写でしたが、冤罪です。出産時期から逆算すると、石田三成が朝鮮にいた時期に関係したことになってしまうとの指摘がなされています。

 日本軍は、朝鮮政府の党争による準備不足と政府に反感を持つ下層民を中心とした朝鮮人民の協力もあり予想以上の快進撃を続けます。
 朝鮮の王は首都漢城を放棄して逃走、日本軍は楽々、漢城の占領に成功します。
 
 日本軍の予想外の快進撃により、各軍団の連携に危惧が生じた-というより、今後の作戦目標がわからなくなった(^_^;)-ため、日本軍の指揮官は漢城(ソウル)で会議を開きます。
 ここで、秀吉が朝鮮に渡っていれば、混乱も避けられたのかもしれませんが、家康と官兵衛の説得で秀吉の渡海は中止となっていました。まともに仕切れる大将がいなかったため、この後の日本軍の作戦行動はグダグダとなります。
 ドラマでは、鶴見辰吾さん演じる小早川隆景と岡田准一さん演じる黒田官兵衛が圧倒的な存在感を発揮していたため、若き宇喜多秀家を補佐して、前線部隊は、それなりにまとまっていたように思えますが、実際は違います。

 朝鮮北西部を担当する小西行長と北東部を担当する加藤清正は朝鮮北部への侵攻を続けます。加藤清正は中国東北部へと侵攻、女真族と交戦するなど斜め上の行動をとるも、逃走した朝鮮二王子の確保に成功します。
 その後も日本軍は快進撃を続け、各地で勝利していきますが、名将李舜臣率いる朝鮮水軍に補給部隊を攻撃され、相当程度の損害を出すなどの被害も発生していきます(ドラマでは物凄い損害が出たように描かれていますが、実際には水軍よる被害で補給が絶たれたわけではありません)。
 
 そうこうしている内に明国からの第一陣が救援に駆けつけます。この時期、明はボハイの乱とか楊応龍の乱とか反乱が頻発していたので、大変だったんです。日本軍に反乱勢力との連携を図るといった動きは無かったようですが(´Д`)
 明軍の到着を受け、日本軍は石田三成、黒田官兵衛等を交え(満州にまで行ってしまった加藤清正を除き)、会議を開きます。官兵衛達は漢城周辺の防備を固めて明軍に当たるよう主張しますが、小西行長はこれに反発し、平壌(ピョンヤン)に戻ってしまいます。
 ドラマでは、奉行衆VS官兵衛みたいな描写になっていますが...史実では、この辺りで官兵衛は一回、日本に戻っています。

 小西行長は明との間で休戦協定を結びますが、その間に明からの大軍が到着します。
 最大の戦犯の小西行長は、明の大軍に敗れ、平壌から敗走します。ドラマでは全く触れられていませんが、途中、大友吉統(義統)の軍に救援を求めるも、大友軍は逃走してしまいます。これにより大友吉統は改易処分を受けるなど、後の重要な伏線となるのですが、ドラマでは全く触れられていません...大友吉統は、ラスボスとして登場することになりますが、また唐突に再登場して、歴史に詳しくない視聴者を置き去りにしてしまう予感...
 結局、小西行長は黒田隊に助けられ、九死に一生を得ます。ここで問題のシーンが...官兵衛は、秀吉の無茶な和睦の条件に悩む小西行長に秀吉を騙してでも和睦しろと、無茶苦茶なアドバイスをします(冤罪です)。嘘の和睦により、さらなる戦いが勃発してしまうのですが、NHKは美談だと勘違いしているのでしょうか...

 ドラマでは出てこないですが、漢城に集結した日本軍は、ここでまたまた会議を開きます(現場を仕切れる総大将が不在なので...頑張れ!秀家(^_^;)) 。三成は籠城戦を主張しますが、老練な小早川隆景は城を出ての迎撃を主張し、意見が分かれます。結局、迎撃戦の案が通り、文禄2年1月、日本軍は明の大軍と碧蹄館で決戦します。碧蹄館の戦いに勝利した日本軍は、漢城防衛に成功しますが、食糧庫を焼かれてしまったため、補給が困難となり、和睦を模索します。

 官兵衛は、日本軍の支援のため再び朝鮮に渡りますが、石田三成と対立したため、5月に無断帰国してしまいます...史実では、この前後に秀吉から和睦の条件として「明の皇女を日本の天皇の后にすること」といった条件が付きつけられますが...官兵衛が移動している時期かと ...官兵衛くんには完全にアリバイがあるのでは(´Д`)
 
 官兵衛が無断で帰国したにも関わらず、ドラマでは、何故か石田三成の罠に引っかかったことになってしまいます(もちろん、冤罪です)。この程度の策に引っかかるとは、本当に天才軍師なのでしょうか...
 官兵衛は秀吉から責任を追及され、窮地に追い込まれます。
 

第354話 小牧長久手の戦い㉔

戦え!官兵衛くん 第354話
 秀吉は尾張での決戦の前から、織田信雄領の伊勢を攻略していました。秀吉軍の中でも蒲生氏郷の暴虐ぶりが伊勢の伝承として伝えられています。昔、探偵ナイトスクープで滋賀県(近江)では、悪いことをした子供に「ガオーさん」が来るぞと言って、しつけをしたと紹介していましたが、「ガオーさん」の元ネタが「蒲生さん」つまり蒲生氏郷だと言われています...伊勢だけではなく、地元近江でも蒲生の暴虐ぶりが伝えられるとは...
 ⇒ガオーさんの画像

 ちなみに、蒲生家の軍法は「行軍中に立ち止まったら切腹」という強烈なもので、男塾は蒲生氏郷をモデルにしたのかもしれません(根拠なし)。

 蒲生氏郷は、前線で自ら槍を振るって戦うタイプの武将で、官兵衛くんの息子の黒田長政も似たタイプです。某大河ドラマでは、官兵衛が前線で戦いたがる長政に「猪武者か!」と叱責していましたが、大名クラスが前線で戦うことは、戦国時代にソコソコ見られた光景です。
 なお、豊前十二~十八万石の官兵衛や福岡五十二万石の長政よりも会津九十二万石の蒲生氏郷の方が遥かに出世しています。

 一方、織田信雄は伊勢に蟹江城主佐久間信栄を派遣します。佐久間信栄は織田信長の筆頭重臣だった佐久間信盛の息子です。父親の信盛とともに織田家を追放されますが、信栄は後に許され、信雄の配下となります。

 城主佐久間信栄が伊勢に派遣されたため、蟹江城は城主不在となっていました...

第353話 小牧長久手の戦い㉓

戦え!官兵衛くん 第353話
 織田信雄の配下の竹ヶ鼻城城主不破広綱は、秀吉軍に水攻めにされ、落城寸前となったため、織田信雄に救援を要請します。
 これに対し、織田信雄の同盟者の徳川家康は、同盟軍の関東の北条氏の援軍を待つように主張し、援軍を拒みます。

 しかし、北条氏は、秀吉と通じた常陸の佐竹氏の反抗に対応したため、尾張への出兵に消極的となり、織田信雄・徳川家康の救援を行いませんでした。
 不破広綱の下に関東勢が応援に来るまで持ちこたえよとの書面が届くも、信雄の同意の下、不破広綱は城を明け渡して降伏し、退去します。

大河ドラマ「軍師官兵衛」第41回 「男たちの覚悟」 あらすじ・感想

 残り10話となった軍師官兵衛。強引に秀吉を極悪化したため,北条氏との和睦条件を反故にされたりとか,家康を関東に追いやったことを官兵衛が謝罪したりとか,官兵衛くんもなかなか大変です。
 
 おねは侍女の小西行長の母マグダレナとともに,「天下統一がなったので,これ以上,戦うな。海を渡って他国を攻める等,あまりにも無謀。」「淀君をかわいがり過ぎるな」と怒鳴り散らして秀吉を諌めます。官兵衛くんは激怒した秀吉と口論となりますが,もう少し,諫言の仕方を工夫すべきでしょう。

 朝鮮からの使者が大坂城にやってきます。
小西行長は,朝鮮と秀吉の双方を騙していたことを官兵衛に告白します。切支丹仲間で播磨時代からの同僚(小西行長は,「おたつ」が殺害された室津の代官も務めています)の小西行長が官兵衛と仲が良いという設定は「有り」かと思いますが,そのような重要事まで官兵衛に相談するほどの仲だったのでしょうか???
 利休と官兵衛は再び,秀吉を諌めます。利休は,朝鮮は秀吉に従う意思が無いことを暴露,朝鮮に進出すれば戦になるため,諦めるように説得しますが,秀吉は聞き入れません。
 
 石田三成は,秀吉に利休を処罰するよう讒言します。三成は「殿下の威光をかさに利休はやりたい放題」と言いますが,そもそもこのドラマでは,利休は茶席で何か言う人扱いで,利休の活躍はあまり描写されていないような...
 このドラマでは完全に空気だった豊臣秀長が死去。ナレーションで「秀吉を諌める人物がまた一人いなくなった」と語られますが,秀長が秀吉を諌めたシーンがあったのかどうか,記憶にありません...
 利休も切腹。鶴松と遊んでいる秀吉の下に三成が知らせを届けると,秀吉はさらし首にするよう命じます。

 わずか三歳で鶴松も死去,秀吉は落ち込みます。まげも結わずに放心状態の秀吉と官兵衛が面会します。秀吉は官兵衛に抱き付き,嗚咽しますが,いつから関係が回復したのでしょうか。

 大坂城の大広間に,まげを落とした家臣が参上。朝鮮征伐を宣言する秀吉に,官兵衛くんは「あまりにも無謀!」と大声を上げますが,一蹴されます。
 黒田家中の会議で,官兵衛は「黒田が支えねば,豊臣は,この国は,滅びてしまう」と宣言。日本軍の先頭に立って黒田家は朝鮮侵略に励むことになります!
 文禄の役終盤で,官兵衛は小西行長に明国との間で偽の和睦を結ぶことを示唆し,再び大乱を勃発させます(冤罪です)!

 次回予告のシーンで,朝鮮での戦闘シーンが存在することが判明。碧蹄館の戦い,晋州城の戦い,蔚山城の戦い等の胸熱の戦いが繰り広げられないか,ほんの少しだけ期待してしまいます(ストーリー本を読む限り,朝鮮での戦いのエピソードはやらないようです。見たい人は韓流ドラマを見てくださいということでしょうか。朝鮮での戦いをスルーした結果,又兵衛と長政との軋轢,ラスボスの義統改め大友吉統&吉弘統幸との関係等もスルーされるものと思われます)。

第352話 小牧長久手の戦い㉒

戦え!官兵衛くん 第352話
 かなり素っ飛ばしているのに、なかなか終わらない小牧長久手の戦い編。まだまだ続きます...
 この漫画自体は、小牧長久手の戦いが終わり、秀吉が信長の後継者の地位を確定させた時点で、「第一部完」となる予定です←それまでFC2が無事だったら(^_^;)

 羽柴秀吉は、天正12年(1584年)5月初め、蒲生氏郷等に加賀野井城、奥城を落とさせた後、不破広綱が守る竹ヶ鼻城を水攻めにします。1コマ目の地図は、現在の地図を若干修正したものですが、おそらく当時の地形は、もっと河川が複雑に入り乱れていたものと思われます。

 不破広綱は、羽柴秀吉の古くからの友人だったため、城内では主君信雄派と秀吉派に分かれ、どちらに付くのか評定をしたとも言われていますが、結局、織田信雄に忠誠を尽くします。
 
 秀吉軍の水攻めを前に、竹ヶ鼻城は陥落寸前となり、織田信雄に救援を要請しますが...

★ 小牧長久手の陣立書によれば、長久手の敗戦後、黒田官兵衛が、赤松則房、赤松広秀や明石則実、間嶋彦太郎等、播磨衆とともに尾張に参陣していることになっています。長久手の敗戦後に、尾張方面に召喚されている可能性があり、この後の戦いは官兵衛の作戦が入っているかもしれません(黒田家側の記録では無かったことになっているようです)。
 なお、秀吉の本隊が転進する際の5月1日の戦闘で、竹中半兵衛から後継者に指名されたとされる神子田正治が戦場から無断撤退したため、改易処分となります。その後、神子田の領地は官兵衛に与えられ、官兵衛が播磨山崎を領有することになります。

第351話 小牧長久手の戦い㉑

戦え!官兵衛くん 第351話
 長久手の戦い後、羽柴秀吉は楽田の本陣から退去します。
 同時に秀吉は、尾張での膠着状態を打開するため外交戦を繰り広げていました。越後の上杉景勝に徳川領の信濃に侵攻させたり、常陸の佐竹義重に徳川方の北条氏を攻撃させたりします。

 また、秀吉は、家康との直接対決を避け、織田信雄領の攻撃に作戦を変更します。5月初め、加賀野井城、奥城を落とした後、不破広綱が守る竹ヶ鼻城を攻撃します。不破広綱は信雄の配下についていましたが、信長時代は秀吉の同僚で、秀吉とも親しい仲であったとも言われています。
 

第350話 小牧長久手の戦い⑳

戦え!官兵衛くん 第350話
 敗戦の状況を知った秀吉は、家康が堅固な本陣を出たことを知り、家康攻撃を狙います。
 家康がいるとの情報が入った小幡城を攻撃するも、家康は既に移動しており、空振りに終わります。
 家康は小牧山を経て清州城に移動してしまいます。

 4月11日付で池田恒興の母の養徳院(織田信長の乳母★)にあてた書状が残されています。養徳院を慰めると共に、恒興二男で養徳院の孫の池田輝政公を盛り立てていくことを約束する内容になっています。
 養徳院への手紙によると、秀吉は羽柴秀次を主恒興がいなくなった大垣城に派遣し、留守居役とさせたことが記載されてます。非常にきついプレイ人事ですね(^_^;)
 
 これで「小牧長久手の戦い」は前半戦を終了、後半戦に入ることになります。ただ、小牧の戦いも長久手の戦いも既に終了していますので、「小牧長久手の戦い」という呼び名は、この時期の秀吉VS家康、信雄、雑賀・根来衆、長宗我部連合軍の戦いにふさわしくないような(^_^;)

★ 激しい気性のため、乳母の乳首を噛み切ったりした信長が唯一なついた乳母と言われています。

大河ドラマ「軍師官兵衛」 第40回 「小田原の落日」 あらすじ・感想

 今回は、なかなか面白かったです!やればできる子だった「軍師官兵衛」!
 今回は本能寺の変の前後の面白さが復活しましたが、この内容が終盤まで続けば(山崎の合戦で裏切られましたので...)、戦国大河最低視聴率の汚名も返上できるかも!

 いよいよ秀吉の天下統一戦争も終盤戦に入ります。軍師官兵衛ワールドでは、東北地方が存在していないのか、小田原の北条氏を倒せば天下統一が実現するそうですが、突っ込んだら負けなのでスルーします。光が官兵衛に「今度こそ、最後の戦になるのでしょうか」等と語りかけたりしますが、東北地方の方はどう思われるのでしょうか(^_^;)

 北条氏は、秀吉を農民上りとバカにし、籠城戦に入りますが、秀吉は本隊だけでも22万の大軍をもって北条氏の支城を落としていきます。
 石田三成は嫌な役モードを発揮。大名の妻子を人質にするため大坂に集めるとか、家康が秀吉殺害を計画する噂があるとか、官兵衛に「自分が出る幕が無いと言っておきながら、余計な口出しをするな」とクレームをつけたりとか、ネチネチとした行動をとります。
 軍師官兵衛ではラスボスは石田三成ではなく大友吉統なので、終盤、視聴者が肩透かしを食らわないかちょっと不安になります(そもそも天下簒奪を目指すw官兵衛は、三成もっと頑張れという立場ですし、官兵衛が三成に戦略のアドバイスをして蜂起を促すという?な設定になるみたいなので)。

 長期の籠城戦のため士気が弛緩しないよう、秀吉は遊女や芸人を集め、陣中を盛り上げます。利休の勧めで秀吉は茶々を小田原攻めの陣中に呼び寄せます。嫡子鶴松をおねに預け、茶々一人小田原に呼んだことから、茶々とおねの間で色々と軋轢が生まれます。
 今回、内容が良かったのは、ホームドラマパートが少なかったこと、ホームドラマパートにも茶々・おねの対立から生まれる緊張感があったことが要因だと思います。
 あいかわらず小西行長の母(マグダレナ。女優さんは昭和のアイドル石野真子さんです。懐かしい。)は三成を敵視しているようですが、三成と仲良しの行長との仲は大丈夫なんでしょうか(^_^;)

 一方、小田原城内では有名な小田原評定の最中ですが、城外に突如、秀吉の一夜城が登場します。第一話冒頭の竹田城でのロケシーンを使えば良かったと思いますが、なぜか竹田城のシーンがないので、ちょっとショボイです。
 官兵衛は伊豆・相模の二ヶ国安堵の条件で和睦させるよう秀吉に申し出ます。 官兵衛は家康を軍師として推薦しますが、官兵衛を遥かに凌駕する智慧者の家康は、うまく官兵衛に押しつけ、官兵衛が軍使として小田原城に入ることになります。
 ここで物議を醸しだした第一話冒頭の官兵衛銃撃のシーン。北条氏が軍師を攻撃するような野暮なことをやるとは考えられないとか言ったら負けです(^_^;)
 官兵衛は伊豆・相模の二ヶ国安堵の条件で北条氏を降伏させますが、北条氏政は切腹・氏直は高野山へ追放と、秀吉に反故にされ、立つ瀬が無くなります(二ヶ国安堵の条件を秀吉が了承した等という事は、史実ではありません)。

 小田原城は降伏しましたが、石田三成らが攻める北条方の忍城(「のぼうの城」の舞台です)は、城攻めの失敗により落城せずに残っていました。
 ただし、忍城攻め失敗は、「城攻めに失敗した」とセリフのみで語られます。高松城水攻めのシーンを流用すればよかったと思いますが、映像も忍城の名前も全く出てきません。旧北条領の大半は、徳川家康に渡されます。

 千利休と官兵衛が密談。利休は、秀吉に諫言するためには、石田三成がいない場で諫言するよう官兵衛を説得します。
 腹黒そうな利休は、三成もろとも秀吉を毒殺してしまいそうな雰囲気です。
 今回は、緊張感があって良かったです。このレベルで最後まで行ってほしいですね!
 V字回復後、急降下した視聴率もW字回復してほしいです。

第349話 小牧長久手の戦い⑲

戦え!官兵衛くん 第349話
 三河攻略軍が徳川軍に敗北を喫していた頃、羽柴秀吉の本隊は小牧山を攻撃していましたが、成果は上がりませんでした。
 そこへ、秀次敗北の報が入ります。
 秀吉は二万とも四万とも言われる大軍を率いて救援に向かいますが、徳川四天王の一人、本多忠勝率いる500の兵が秀吉の行軍を妨害します。
 秀吉は、わずかな兵で大軍に立ち向かう本多忠勝の忠誠心に感動し、忠勝を攻撃するのを止めさせ、見逃します。

 なんて、話が伝わっていますが、本当なのか疑問(^_^;)

第348話 小牧長久手の戦い⑱

戦え!官兵衛くん 第348話
 尾張長久手で、三河侵攻軍の先鋒、池田恒興、森長可の軍勢と徳川家康率いる徳川軍本隊が対決します。
 双方の兵力は五分五分くらいだったのですが、有利な高所から攻撃する徳川軍に対し、足場の悪い湿地帯での対戦を強いられた池田・森勢は次第に不利になっていきます。
 森長可が眉間に銃弾を受け戦死すると、形勢は徳川軍有利に傾き、池田恒興と長男の元助等が相次いで戦死してしまいます。

 池田・森勢が壊滅する中、恒興の二男の池田輝政公は、敵陣に突撃して自分も戦死しようとしますが、家臣の必死の引き留めにより脱出に成功します。

 今号(2014年秋号)のBanCul(バンカル)は、池田輝政特集!
 ⇒【売店情報】「Bancul(バンカル)」最新号入荷

NHK大河ドラマ・ストーリー 軍師官兵衛 完結編

 いよいよ、ドラマストーリーも完結編が発売されました。驚愕の内容が...
 以下、ネタバレを含みます。

第36回 試練の新天地 放映済
第37回 城井谷の悲劇 放映済
第38回 追い込まれる軍師 放映済
第39回 跡を継ぐ者 放映済
第40回 小田原の落日
 秀吉軍は北条氏の小田原城を包囲し、官兵衛が軍使として北条氏政・氏直父子に和睦を説きます。伊豆・相模二ヶ国の安堵という条件で降伏させますが、秀吉に反故にされ、氏政は切腹、氏直は追放となります。和睦の条件を覆され、嘘つきとなった官兵衛は立場を失います(本当は、北条氏直は、自分が切腹するので家臣・領民を助けてほしいと願い出たもの)。松田憲秀親子の件はスルーです。
 ストーリー本を見る限り、忍城攻めは軽く触れられるかナレーションのみの予感。
第41回 男たちの覚悟
 小西行長が「朝鮮が秀吉に服従する」と秀吉に嘘をつきますが、朝鮮国王の使者が秀吉に謁見し、嘘がばれます。
 官兵衛が秀吉を説得します。豊臣秀長死去。利休切腹。
第42回 太閤の野望
 文禄の役。官兵衛は朝鮮侵攻に反対するも、自ら望んで朝鮮へ渡海。準備不足により兵糧が欠乏、朝鮮侵攻軍にさっそく暗雲。秀吉の軍師を自称する官兵衛の責任は?
 官兵衛は、早期終戦を図るため、小西行長に欺罔外交をアドバイス(もちろん大嘘です)。後に小西行長は明側の沈惟敬と通じ、秀吉、明皇帝双方を騙して和睦が成立することになります...日本外交史上最大級の汚点は、官兵衛のアドバイスだった(冤罪です!)...
 三成の要請で官兵衛は朝鮮から帰国するが、三成の罠に嵌められ無断で帰国したことに(実際は官兵衛が無断で戦場から離脱。三成は冤罪です...)。
第43回 如水誕生
 三成の卑劣な罠wに嵌められた官兵衛は出家、如水を名乗る。秀吉との関係が悪化した秀次から相談され、官兵衛は対処方法をアドバイスする。
第44回 落ちゆく巨星
 秀次の一族処刑。官兵衛の従兄弟の明石則実連座処刑はスルー。役に立たない官兵衛のアドバイス。
 日本号呑取。
 官兵衛がアドバイスした欺罔外交が露見。激怒した秀吉により慶長の役勃発。官兵衛は日本史上有数の屑に(何度も書きますが冤罪です)...小早川隆景死去。
第45回 秀吉の最後
 二男熊之助死去。五大老五奉行制成立。秀吉死去。
第46回 家康動く
 慶長の役終戦。朝鮮での戦いは全てスルー?武断派諸将と三成が対立。天下泰平を願う官兵衛は内乱回避のため、官兵衛は前田利家・利長を説得する。が、すぐに撤回し天下取りを決意。
第47回 如水謀る
 官兵衛は石田三成に家康を倒す方法を伝授...官兵衛のシナリオに乗り、石田三成は家康が上杉討伐に出た隙を狙い、蜂起する。長政は家康に付くと宣言、了承した官兵衛は自分は好きなようにやると伝える。官兵衛は九州で兵を挙げる。
第48回 天下動乱
 官兵衛は浪人・農民を集め軍団を作る。ガラシャ死去。小山会議。ラスボス大友義統改め吉統が九州で兵を挙げる。
 大友吉統さんがラスボスにしては、しょぼ過ぎ(もこみち太兵衛さんの義理の兄です)。戦国大河史上最低の視聴率に加え、最弱のラスボス...
第49回 如水最後の勝負
 大友軍を石垣原で撃破。吉弘統幸は突然、登場?九州征伐での戦い、文禄・慶長の役等をスルーしたため、大友義統と合わせ、吉弘統幸って誰なの?となりそうな予感。大友改易も出てこないと思われるので、なぜ大友勢が浪人したのか置きざりにされる視聴者多数発生か?
 名将吉弘統幸さんが活躍しないと、ドラマになりません!
第50回 乱世ここに終わる
 関ヶ原終了。長政に「そのときお前の左手は何をしていた?」と官兵衛が聞く、左手のエピソードをやります。左手エピは作り話なので、出てきたら小和田が負けたと思ってくださいと語っていた歴史考証の小和田先生。小和田先生、また負けました。
 官兵衛さん、あんた長政に徳川家康に付くのもよしって言っていたじゃん。二枚舌なのか(´Д`)
 それ以前に、官兵衛は、九州を制圧した後、家康・三成の勝者と対決し天下を取ろう等と、さらなる大乱を考えているのですが、乱世を終わらせる云々というのは何だったのでしょうか???
 戦後、日本史上有数の戦犯(冤罪です)官兵衛死去。大坂城落城は、やります。
プロフィール

kurokanproject

Author:kurokanproject
NHK大河ドラマ軍師官兵衛の主人公黒田官兵衛を紹介するマンガを描いています。
織田信長や羽柴秀吉といった歴史上の大人物、黒田官兵衛、小寺政職、赤松政秀、別所重宗といった播磨の武将達や、浦上宗景、宇喜多直家、荒木村重、松永弾正といった一癖も二癖もある連中が活躍します。

↑ポチッとして頂けると励みになります。
ぜひ、第0話から読んでみてください(*^_^*)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。